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<<   作成日時 : 2010/03/12 12:27   >>

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古い焼玉エンジンネタで先輩のブログと私のブログで炎上、黒鉛もくもくと言う状態ですが、15年来のB型エンジン乗りとして雑感を書きたいと思います。エンジンのB型は好きですが、最近友人にもB型が増えてきました。極めつけは血液型を13Bと言った友人には敬意を評したいと思います(笑)。備考:私はサメと同じゼロ型、O型でございます。
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オープニングを飾る絵は生協のダンボールのうらに書いた「息子の運転の横で居眠りをする親父」という作品だそうです。いつもはハンドルを握りながら睡魔に襲われる事は多々有りますがこのようになってみたいものです。問題は果してこのような時にヨンマルは存在するのか?激震・B型のエンジン音で安眠できるかという問題がありますが・・・

B型エンジンは2tトラックのダイナ用としてダイハツが開発したエンジンです。このB型エンジンのブロックは昭和50年初頭からつい最近の15BFTまでの長い歴史があります。メガクルーザーにも搭載され、幼稚園バスのコースターにも、シベリアの発電機に3Bが使われているとも聞きます。もちろん私のBJ44に4個のB型エンジンが生贄にされた話は有名な話ですが(爆)。鋳物の塊のB型エンジンはボアアップをしながら進化します、B:3L、2B:3.2L、3B、13B:3.4L、14B:3.7L、15B:4.1Lと変化しますが、3BはTD42と同じスクエアですね。頭に1が付くとヘッドが直噴化された事を意味します。ランクルには3B(列型・分配型)、3B-U、13BT(前期・後期)、2B(前期・後期)、Bと8タイプのバリエーションがあります。

汎用性の面で落ち着くのが2BのS56年の後期型から(ボディーにオーバーフェンダーが付いたヨンマルの頃から)でエンジンブロックにパワステのベーンポンプをつけるボルト穴がつきます。もともとダイナやコースターにも搭載されていたエンジンなのでエンジンマウントをつけるボルト穴は多数付いているのでマウンティングブラケットを交換すれば2Bのナナマルだって出来ちゃいますよ。またクランクシャフトの太さが変わりクランクプーリーの互換性が後発のB型エンジンのものと出てきます。この事は3個の2Bエンジンを生贄にしたことにより発見しました。後期⇒前期⇒後期と変更した際に補器類の付け替えをしている時に判ったのですが、パワステを移植しようとした時にブロックとクランクの違いに気がつき贅沢品の移植を断念した事があります。後期型の2Bでしたので13BT化もスムーズに進みました。途中でパワステなし、4速の時代もありましたが、これも互換性があったから出来たことです。

先輩のブログにもコメントしましたが、Bは一発一爆発と言う感じがするエンジンで、排気量は3Lと最も小さいのですが、低速域クラッチミートしてからシフトアップしていくまでの感触は荒々しく軽量な車体と相まって好感が持てます。TD42ショートのトルクフルな感じと似ているかもしれません。びゅいんと車体が前に飛び出す感じがしますね。
ただ巡航速度が高くなると辛くなります。

排ガス規制に伴いボアアップして2B前期となります。3168ccとなりトルクが22kgm/2200rpmと意外と高回転型エンジンになります。ショートには具合が良いのですが、低速の荒々しさはなりを潜めます。引っ張ると回り速度が伸びます。高速でメーター(120kmまで)を振り切らせた走ったと言うのはこのエンジンの事でしょう。その後更に変更が加わり前述の後期型になります。圧縮比が上がり中低速が厚くなった感じがします。スムーズにふけますが、前期型のような伸びていくので引っ張って走ると言う感じとは異なります。トルクバンドに入るとそれなりに走りますが、低回転ではいささか線が細く感じてしまいもう少し更なるトルクがほしい感じになります。一番中途半端なエンジンかも知れませんね。

その後J6#に搭載した3Bの噴射ポンプを分配型に交換したBJ42・46が登場します。一先ずの完成域に達したエンジンです。何処でも20kgm以上のトルクバンドは2tを超える車体を必要十分に動かします。2Bとの違いは1000〜2000rpmの間でこのトルクが厚くなったのでシフトアップを躊躇っていた2Bと普通にシフトアップ出来る3Bは運転している感じが随分と違います。3速も低い回転から伸びるので引っ張って速度を稼ぐ2Bとの差は大きいですね。5速かが出来たのも3Bのトルクバンドの広さがあってからの事かもしれません。この3Bは息が長いモデルでいろんな車種に載りました。ダイナでもコモンレールが登場する前の排ガス対策エンジンとして搭載されていた記憶があります。

OHVですがプッシュロッドの下端のカムとの当り面にローラータペットという車輪が付き駆動損失を低減するというような小技が途中から導入されたり随分と煮詰められたようです。J7#に搭載された3B-Uは1HZなどと同じ雰囲気のヘッドカバー付いていますがJ4#・6#時代の物とは別物のようになりました。

一方でS63年頃から直噴化された13BTも登場します。副燃焼室式は100気圧程度の噴射圧ですが、200気圧程度にして副燃焼室を無くした直噴ディーゼルがトラックの主流となります。副燃焼室がない為にヘッドの小型化、熱害の耐久性の向上、燃費の向上、高出力化が図られます。ただ冷寒時は鼻が曲がるような独特の直噴スメルがします。コンディション低下すると黒鉛を吐いたりしますが、レスポンスとパワーと燃費の良さは直噴ならではの特徴でした。13BTは直噴ターボのエンジンで、トルク型エンジンの典型のような物でしたね。最高回転が低いガソリンエンジンのような感じで、29kgm/2000rpmは伊達じゃなくブリブリ走ります。引っ張るより早めのシフトアップでもどんどん加速します。過給器が付いているのでシフトダウンする必要がほとんど無く減速の為にシフトダウンする感じです。レスポンスも直噴ならではで本当に面白かったし、燃費の良さも魅力でした。BJ44に積んでいたら13km/lは普通で満タンで1000kmが当たり前、最高燃費は15.6km/l富山で給油して実家の佐賀でもまだ燃料がのこっていたぐらいでした。同じエンジンを積むHZJ73とBJ74は乗り換えた時驚きました。極低速のトルク、静かさ、回転のスムーズさは1HZの圧勝ですが、燃費、レスポンス、トルク感は13BTでしたね。73に乗ってシフトダウンをして加速をする事を思い出したぐらいです。

この後更に14B、15Bと進化しますが、再びランクルと縁があるのが15Bですね。メガクルーザーに搭載されたと言うのも有りますが、4.1Lの排気量は魅力で友人がヨンマルに積みました。16Vでヘッドがやたらと大きいのですが、高機動車のオイルパンに交換してBJ41に搭載しました。このエンジンはさすが平成の新しいいエンジンでディーゼルながらエンジンオイルが黒くなりません。黒鉛も殆ど目視できず技術の進歩を感じますがエンジンも軽いのです。ボアアップしたからいっぱい鋳物をくり貫いたからですね。やはり特筆すべきはトルクです。吹けは重ったるく13BTが面白いのですがクラッチミートした瞬間のトルクは強烈で4発ディーゼルのパンチは痛い。1Lのシリンダーが繰り出すトルクは直噴と言うこともあり1HZ、TD42も影が薄くなるほどです。4L の1速ではブレーキを踏んでもエンストせずに車が走ります・・・リーフ折りそうな勢いです。

この後コモンレール化されB型エンジンの長い歴史に幕を下ろします。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
まさにB型に歴史あり、という感じですね。
個人的に実際に触れたB型は2Bと3B、それに13BTがありますが、実は3Bの46に乗った時には「え?こんなんだっけ」と我が感覚を疑いました。
2Bの方が力強く感じたからですけど、きっと先入観もあったんでしょうね。
13BTはたしか73でしたが、さすが直噴ターボで力強かったですね。
当時既にTD42ユーザーだったのですが、あの強引感はちょっとクラっと来ましたよ(笑)。
15Bは1気筒あたり1リッター超えてますもんね。そりゃスゴイトルク感でしょう。乗ってみたいですね〜。

オープニングの絵、うちの組にはY60〜61で実践した先輩がいますよ。
Y60使いだった親父は、今やすっかり息子のY61の助手席の住人です。型は違えど同じTD42Tってのがミソですが、そーいう事が出来るのも生産スパンの長い名機エンジンだからこそできるコトですね。

くみちょう
2010/03/12 16:06
くみちょうさん ありがとうございます。
BJ46の3Bは噴射ポンプのセッティングが今ひとつでしたね。特に発進時のトルクの細さは特筆すべき点で粘ら無かったのですが、クラッチをつなぐとトルクは3Bが有るのです。3Bと2Bの違いは3速の伸びで負荷がかかると差が出て、いつの間にか速度が伸びている感がします。BJ60の3Bは非常にトルクフルで同じエンジンとは思えないぐらいでした。bj7#になってようやく完成した感じです。
15Bは2〜3トントラックの心臓として主流になったのもわかります。キャンターやエルフが軒並み5Lになっても4.1Lで頑張っているのもそれでも何とかなるトルクがあるからでしょうね。255/85R16でも軽々転がらせる低速トルクがありますね。
1HZ⇒TD42⇒15Bの順番で低速トルクが太くなり、この逆で高回転が苦手になります。黒鉛はTD42が一番かな(爆)。ただ楽しさとは別の世界です・・・とにかく止まらないだけです。TD42も良いエンジンです。さすが長寿エンジンなだけ有ります。しかし例の列型ポンプのTD42は多分強烈だと思いますね。

オープニングの絵は風呂に入っている間に出来ておりました。これを見ると我が家に適したy60はGR、ADでもなくDXかもしれません(笑)。



くろちゃん
2010/03/12 16:37

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