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zoom RSS 板車の楽しみ?

<<   作成日時 : 2010/03/05 16:35   >>

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y60オーナーの皆様は異文化の勉強としてご一読頂けるとよろしいかと思います。一年前は板車と痛車が我が家の車でどちらも日本の日常生活においては信頼性が極めて低く常に一抹の不安を抱えておりました。板車にかれこれ50万キロほど乗ったかもしれません。BJ44・BJ74・HZJ73・PZJ77と乗り継ぎ様々なイタバネの感触の違いを楽しんできました。イタバネで楽しみでも有り、苦しみでもあるのがイタバネのアレンジです。

イタバネは組んだ直ぐは本当の姿ではないのです。暫らく走っているうちに異種兄弟のバネがお互いに融和してようやくそのセッティングの真価が判るのですね。車高も然り、ストローク、乗り心地、安定性、etc・・・
最初は車高がとても良い塩梅でも暫らくすると傾いたり、乗り心地が良くて喜んでいるのもつかの間、などなど馴染んでよくなるケースこそあれど悪くなるケースが多かった気がします。そのせいでかいつでもリセッティングできるように道具と差し替え用のリーフは積んでおりました。

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BJ44を購入して暫らくするとカンサスを買いました。シャックルはエンジニア、ブッシュはDUNE、ショックは乱著9000番の組み合わせです。エンジニアの青いブッシュが嫌でオレンジのDUNEにしたりと変なこだわりでの組み合わせでした。J7#のカンサスは青色でしたがJ4#は黒いリーフなのが不満でしたね〜ような変なところがミーハーだった若かりし頃(爆)。組んだ直ぐは4インチ程上がり高層建築のような気分でした。ピッチングが出てロールが増えて直進安定性が低下して、4駆に入れるとフロントのペラが鳴き・・・当時は夜な夜な河川敷や山間部の廃道に入り込み遊んでいたのでそれでも良かったのですが、だんだんと乗り方がツーリングへと変化していくと足回りの仕様変更が求められて気ました。

積載時の安定性と、国道で70km/h巡航での乗り心地の改善、車高は2インチアップ以内などが次なる目標になり結局親バネはノーマルの軽量積載用の物に行き着きました。BJ44は標準仕様が500kg積載ですが、LXグレードの軽量積載は350kgとなっておりバネレートが全体的に低くなっています。特に興味があったのはリーフの厚みを増して両端にサイレンサーを入れてイタバネ間の摩擦を下げようとしている点です。これに気付いたのが、先輩がヨンマルを買うと言い出し東京まで取りに言った時のことですが、帰りに運転していると乗り心地が良く驚いたのです。ガツンガツンではなくポヨンポヨンと走っていくのです。その後このバネを探して入手しベースにする事にしました。これもテーパー化するにはコストが掛るので、その代用策として形状かと思っております。

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J7#になると特にHZJが登場するH2年以降になるとこの形状が定着してきます。J4#に比べるとレート・スパン自体は変わりませんがキャンバーをつけてセンターボルトの位置をピポッド側に移動させワインドアップ対策した物が装着されます。ショックも取り付け方を変更しています。特にフロントはJ4#はホーシングの上にハの字についていますが、J7#はスプリングシートにほぼ垂直に付きます。往年のナロージープのようなほわりほわりとした乗り心地とは違いますが、ダンピングの効いた感じになります。

本当はJ7#の親バネを使いたいのですが、ストックのままではホーシングの位置が移動してしまうためJ4#の軽量積載用を使う事にしました。一回J7#のバネにセンターボルトの穴位置を開けなおして使った事がありますが、気分的に嫌でJ4#に戻した経緯もあります。リーフは親バネのスパンで全体の雰囲気が決まります。長ければゆったりとなりますしストロークが稼げますが、リーフの取り付け位置がそのままでは長いシャックルを使わないといけなくなり車高が上がる為に安定性が犠牲になります。またホーシングの移動量が増えるためにペラシャフトやショックに余計な負担が掛ることにもなります。もっと嫌なのがデフの角度が変わるためにフロントではキャスター角の変化、リアではペラに角度が付くための騒音の増大や、ワイン度アップの誘発が起こりやすくなる点でしょうか。親バネをいじる事は車の方向性を決めてしまう事と等しい気がします。

親バネは1.2番ですが、3番は味付けに大きな役割を持っております。親バネの雰囲気の中で操縦性などの車の挙動に関する味付けをするのがこのバネです。このバネの選定が一番のポイントかも知れません。反り具合、レート、長さによって本当に変わります。J7#の3番、アクティブサスペンションの4番などを使いました。フロントはこの写真の時点では保坂のバネを使っていますね。このバネは分厚いペーサーをセンターとサイドに入れて親バネを3枚にして耐久性を持たせなんちゃってテーパーリーフ状態を作っています。レートは低いけどハイキャンバーリーフを枚数を重ねているので車高の維持ができるようですが耐久性は?材質も柔らかい物を使っているようで、簡単に切断できます。純正は切るのも大変ですが・・・
リアにはJ77系の3番と4番を使いヘルパーには軽量積載のバネを使いました。


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ヘルパースプリングにいたっては補助バネという位置づけでバネの破壊を防ぐ役目が有ります。J7#が600kg積みになった時はどえらくデカイヘルパースプリングが付きましたが、安全率を出すためには必要なバネです。最も積載をしなければこんなに大きなヘルパーは要りませんがね。このヘルパーは磨くとまさに斧ができそうな物でした。

実際車高を上げたときに安全率を出すためにバンプストッパーを下げますが、これをしないと非常に危険です。クロカンなどでフルバンプさせた時にバネを破損したり、一気にへたらせてしまいます。よく縮みを稼ぐためか、忘れたのか判りませんが下げていない改造を見ます。バネはある程度以上縮めたらダメですし、もっとも縮みません。無駄な抵抗です。構造を根本的に変えるかしないとねですね。最小縮みを支点にして伸びがわが弧を描きますが、バネの支点からのタイヤまでの距離があると地形に対してのトレース能力は上がりますが、ロール剛性は下がります。ローバーは回頭制を上げるためににフルタイム4駆にしたのではないかと思います。

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スプリングいじりで大切なのはセンターボルトの交換です。センターボルトもバネ鋼ですので弄るときは交換が前提となります。いつも工具箱に新品の純正センターボルトをストックしていました。バネいじりで必要な工具は、バイスプライヤー、クランプ類、タガネ、ハンマーですね。センターボルトは良く錆びて下のナットが回らない事が頻繁にあるのでバイスプライヤーで頭を掴んで下のナットをインパクトかロングのメガネで回します。クランプ類はリーフを組み替えてセンターボルトで止めるまでの間のお手伝いで特にハイキャンバーリーフを組み替える時はないとできません。人の体重ぐらいでは曲がらない事がほとんどです。クランプは最低2個あったっほうが良いでしょうね。タガネはクリップバンドを広げるときに必要です。特に純正リーフは鉄を曲げたクリップバンドで止まってますのでないとリーフがばらせません。

組み付ける時はUボルトのねじ山を掃除して十分に給油して組み付けます。ピボット、シャックルのシャフトにラバーグリスを塗って組み付けるとスムーズです。シャックルは一度に締め上げるのでなく仮組みしてから車重を掛け車を揺すってバネとシャックルを動かしてブッシュの偏りを取り除いてから本締めします。これをしないと偏磨耗したり、スムーズな動きを妨げてしまいます。

このようにリーフは自分でセッティングできる楽しみがありましたが、偏差値がもともと低いのでその中での事ですが(笑)。この点コイルはレートが決まっているのでこのようなアレンジはできないのですが、もともとの平均点が高いので楽ですね。そういう意味では先日のみどりタイヤのバーサスはコイルのレートを多少いじる事ができるので味付け変更には面白いもんだと思います。











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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
おばんです。自分も73乗ってた頃はテイクオフベルリン入れてました。クロカンではいい仕事っぷりでした。そして舗装路での段差ではものすごい突き上げでした。笑
仕事上トラックドライバーですので現在も前後リーフに乗ってますよ!笑
日野レンジャー!

ところでクロさん、自分もバーフェンとっちゃおっかな。笑!
リンダ万
2010/03/05 20:52
リンダ万さん ありがとうございます。
おっとちょっと待ったぁ!ロクイチはバーフェン待った!確かにRXと言うのが有りましたがあれはどう止めて有るか解らないのでもう少し待ちましょう(笑)は六○ならまだしも六一はボディーが違うので話がまた違ってます!!

そうですかレンジャー乗りでしたか。ならばサファリ位なら可愛いものですね。やっぱりたっぱの低い物なんか乗ってられっか!と言うのところですね(笑)
くろちゃん
2010/03/05 21:36
板バネは弄ったことないのですが、自分好みのセッティングやスタイルにアレンジできて、なにやら楽しそうですね。

と考えていたら、そうだ嫁のジムニーがあるじゃん!
すっかり逆ぞりぎみのあお板バネ、どうにかしちゃおうかなって気分になってウズウズしてきました。でも車検がちょっと面倒になってしまうかな??ちょっと勉強してみます!
Peg
2010/03/07 00:04
板バネのこの内容、読みごたえあります。自分で組み替えてこれほどまで試行錯誤していたのですね。頭が下がります。
私はジープJ36とBJ44V(500Kg積載)に乗っていましたがBJ44Vのリアが固く家族にも不評だったので、整備工場にお願いして4番を抜いてもらいました。それでもJ36に比べ固かったのを覚えています。
J36のフロントが下がりストロークがあまりなかったので自作100ミリシャックルを取り付けていました。その後BJ44V→BJ70V→BJ74V、J36→HJ60V、BJ74V→VRY60と乗り換えました。
BJ74Vは17万キロの時にエンジニアリングの120ミリシャックルで改造申請をしました。車高が2センチ上がるはずなのに車検証の記載と同じでした。HJ60Vは前後共、自作100ミリシャックルを使用しています。
私の場合シャックルの交換のみで組み替えまでたどり着いていませんね。
60 & 60
2010/03/07 03:57
pegさん ありがとうございます。
ランクルのリーフいじりは正に筋トレです。44と 77のリアは鉄の塊でコレをバンドツールで楽しむのがランクル的健康法(爆)。普段はオモステでトレーニングして最高タイム前後組み換え四時間です。土曜日昼下がりの楽しみでした。勿論運転席から降りてまた乗るところ迄です。

ジムニーのリーフはもともと逆ぞりぎみですがあれはあれでそこそこのセッティングが出ています。クロカン用のリーフに交換すると町乗りも快適になります。車重が軽いせいでレートを低く出来スパンが延びるのでダンピングが出ていい感じに成ります。問題はジムニーがおもしろくなりサファリから気が反れる事です(笑)。
くろちゃん
2010/03/07 05:06
60&60さん ありがとうございます。
私の二十代の総決算を書いた感じです(笑)。改めて自分のアンボンチンさに思わず笑みがこぼれます(爆)。この様な暴挙に出たのも一度公認申請してしまったのが始まりです。増しリーフは安全率があがるので補修として捉えるので良いと聞いた事も有りますが検査官の判断になるので…。

自分は純正の組み合わせに落ち着いたのは見た目が似ている(笑)中古で人が捨てたものを貰いに行ける(爆)と言う不謹慎な理由と材質が良いのでヘタリなどが少ない事です。一度この味を占めると止められなくなり常にこの事ばかり考え何時もの道がテストコースに変わります。コレをよしとするかドツボするかマニアと堅気の人との分岐点と考えます。

愛車歴がまたまた興味深いですね。36に乗るところは素晴らしい!あの車はお洒落で乗り心地も民主的ですね。その四枚ドアの流れがY60ですね。ランクルの二本立てラインナップを見ている様です。しかしTDのエンジン周りヨンマルぽく思いませんか(笑)
くろちゃん
2010/03/07 05:28
ジープ乗りの頃は随分と板交換しました。やはり基本は監査素の親バネを元に他車流用でしたよ。幅さえ合ってりゃあみたいな感じで(笑)。
接触面にグリスアップが出来るようにと、スペーサを挟むための穴をあけた事もありましたが、アレは失敗だったなあ。ソコから折れたし(爆)。

その点コイルはそんなバカなことしないから、、、なんて思ってましたけど、今のY60監査素も加工してるし、、、(爆)。
ま、折れて操縦不能にならないだけコイルはマシですけどね(笑)。
くみちょう
2010/03/08 13:33
くみちょうさん ありがとうございます。
皆考える事は同じですね〜。穴を開けるか悩んでいたところに、純正リーフにその様なものがある事を知りそちらに走りました。リーフも折ると骨折と同じで添え木して針金の包帯固定をすると何とかなりますが、車軸の固定ができなくなるので精神的に来ますね。岐阜の会社のバネは固めですが材質は良いようです。悪戯を受け入れてくれるだけの許容力がありますね(笑)。
くろちゃん
2010/03/08 15:06

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