土曜の午後は

学生の頃は暇さえあれば車いじってました。化学系の学校でしたので実習やレポートが多く忙しい筈なのですが手はいつもグリスの汚れが(笑)。コルベン持つよりラチェット、関数電卓で計算するのは点滴静注速度より推進軸強度、論文読んでいたら英文マニュアルなどなど・・・20代はランクル一色の時代でした。30代になって生活の変化のより「あら40」になった頃、価値観のメートル原器がY60へと移行しますが「アラフォー」は「あらヨンマル」と変換されるので重傷度は高いようです。

土曜の昼下がりは愛車と触れ合う大切な時間ですけど今は仕事でなかなか時間が取れなくなり寂しい限りです。午後の陽射しに輝くブレーキディスク、ベアリングいい景色です。鈍く光るホーシング、フレームぐっと来ますね~(笑)うっとり見ていると油漏れに現実に引き戻されます。

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以前もお話しましたが私の道具入れはランクルの整備用の工具で溢れかえっております。何キロあるんだろう?20kgは軽くあると思います。ハードケースではなくTAFBAGという厚手の緑色のカバンのような物で関東に遊びいった時にジョイフルホンダで買いました。ハードケースにしなかったのはお片付け下手なので入れ物が変形してくれる、飛び跳ねる鉄板の車内でもガチャガチャうるさくない点ですね。

エンジン換装、ナックルのOH、ハブ整備、タペット調整、リーフの組み換え、タービンの脱着、キャリパーOHが主な作業メニューですのでこれらの作業を行なう道具が入っていました。クーラント、水、古いファンベルト、アルミテープ、ブレーキホース、シリコンチューブ、エンジンオイル、グリス、ボルト類、ガムテープ、針金、・・・応急処置が出来るようにいろんな物を積んでいました。古い車は何かとトラブルがつき物で特に遠乗りをするので出先でのトラブルに対処できるようにまあいろんな物を積んでいたと思います。y60もその傾向が出来ております。

おととしの11月の土曜の午後にPZJ77のナックルのOHを行いました。この車には悪名高き「パワーロッキングハブ」が付いていて車内からボタン一つでロックできるのは良いのですが、ブラシがやられるとまったくロックできないという状況になります。アッセンで交換になるのでy60のデュアルウエイロッキングハブ以上の高価なものです。ハブベアリングのガタはブラシなどに影響を与えるのマメにハブのガタは確認してました。Y60は現在15万キロでナックルのお漏らしはほとんど気にならない状況ですが、PZJ77はこの時点で13万キロほどでしたがすでに左側はデロデロにグリスがデフオイルで溶け出しホイルの内側を汚しておりました。

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電気仕掛けのハブを取り外してどんどん分解していきます。スピンドルを外すとCVジョイントが見えますが、どろどろのグリスが流れ出てきます。ドライブシャフトを引っこ抜いた後に上下のキングピンを取り外しナックルを取ります。
ようやくドライブシャフトのオイルシールが見えます。これを取り外してから大掃除大会が始まります。本当だったらお湯で油やグリスで汚れた部品を洗ってから灯油で洗浄して乾燥後に塗装をしたいぐらいですが、時間の関係でなかなか出来ませんね。と言っても1時間ぐらいは掃除していますけど。ハブのOHはベアリング交換をしないとあんまり汚れないのですが、ベアリングを交換するとグリスを詰め込まないといけないので手がグリスだらけになります。20代は脂が自分で出ていたせいかそんなに汚れがしみ込まなかったのですけど、この年になるとシワの奥に油が入り込みいつまでも汚れが残ります。嫌ですね~

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この作業はベアリングのアウターレースの打ち抜きや打ち込みぐらいでは大して力が要らないので楽な作業の部類です。タイヤを外すのと手を洗うのが一番の大仕事ですね。リーフ交換はBJ44、PZJ77のリアになるとこれはまさに筋トレです。鋼の塊ですからピポッドにつけるときなんぞ手がプルプルします。シャックルにリーフを通した時はホッとします。エアーツールが使えるときはまだ楽ですが、ハンドツールのみで作業する時は握力と手首の力と腹筋と背筋が必要です。最近は軟弱になりリフトとエーアーツールの力を借りて何とかしのいでおります。

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                              画面はハメコミ合成です
このPZJ77はお役所や測量屋さんなどで使われているのを見かけますが、この心臓は1HZ-余裕=1PZと言う感じで135ps⇒115ps、28.5kgm⇒23.5kgmとスケールダウンしますが軽さは魅力で2tを切ります。設計速度は1HZとの差はタコメーターで更にもうひと声ありますが、この車は設計上では145kmだそうです。TD生のy60も同じぐらいだったかな。

フロント軸重は100キロほど違いショートにこのエンジンが載っているとバランスは非常に良いでしょうね。ただ問題はミッションのギア比が悪くクロスしていますが全体に高めなのです。トルクがある1HZがトラックミッションのH55Fでギアが低く、トルクに余裕のない1PZが高めのR151と乗用車ミッションになっているのが残念です。豪州ではファイナルが4.111⇒4.556なっておりますが・・・ 






この記事へのコメント

リンダ万
2010年03月14日 14:23
くろさんお久しぶりです。ランクルも最高ですよね!友人1pz幌もなまら元気ですよ!PZJはフロント軽いのか極悪路(かなり酷いモーグル)でもスイスイ走っちゃう感じしますね。ところでエルグランド、テラノ、ランクル系のホイールってサファリに合いますか?オバフェンぶち取ったらタイヤがっつりはみ出しクンになっちゃいました・・・そこで7jくらいなら何とかなるかなと。くろさんアドバイスお願いします!
くろちゃん
2010年03月15日 08:36
リンダ万さん ありがとうございます。
いやはやダイエット成功ですか!少し下半身に残っているようでそこの対策が必要そうですね。ホイルは標準ボディーは6j+35のホイルに235-80/16が装着されいるようです、ようはスーパースピリットと同じようにすれば良いのでしょう。
例えばブラVでは6.5j+25辺りがぴったりでしょう。気をつけないといけないのが
貨物の場合ホイルの規格がJWL-Tでないといけません。またハブの径がサファリは国産車で一番大きいので110mm必要ですね。7Jはちょっとオフセットを計算してまたアップしますね。しばしお待ちを
くみちょう
2010年03月15日 10:18
まさに土曜日は整備の日、という感じだったでしょうか。
ランクルは”塊”が多くて大変だったろうと察します(爆)。
もっともサファリも劣らず大変ですけどね。

最近は”お道具”をなるべく積まないように考えています。
出先で困る事もありますけど、予備品から工具から積んで走るのはちょっと不経済のような気がして簡単な工具のみ積んでます。

予備品もそろそろ整理しないと、ナニがドコにあるのか解らない上に、使えるのか使えないのかも不明な部品が弐号機に満載状態(笑)。
これではストックの意味がありませんよね。


くろちゃん
2010年03月15日 13:21
くみちょうさん ありがとうございます。
なんか優雅に整備をしてみたいものです。オールドタイマー誌を見るとその様な模様が載っておりますが私の場合は必要性に迫られた切羽詰ったものであります。なるべく軽量化を心がけたいの思のですが、どうもならないのは性分か(爆)。