空を飛ぶディーゼルエンジン

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こんにちは くろちゃんです。
昨日図書館でエンジン関係の本を物色していましたところディーゼルエンジンの本がありました。TD42に乗る者としてこの内燃機関がいかなるものか勉強してみようと思い紐解いてみました。
 その中で第2次大戦中にナチスドイツにディーゼル機関を搭載した爆撃機があることを知り驚きました。その後ネットで検索していたら現在もディーゼル機関を持つ飛行機がDIAMOND AIR CRFT社から発売されているそうです。やはり航続距離が長いことが売りのようです。

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2次大戦の頃ドイツにはユンカースがJU86を始めとするディーゼル機関を搭載する飛行機を生産していました。JU207系列という機関は1000hpの出力があり12000m以上の飛行が可能だったそうです。この飛行高度は当時の飛行機では驚異的な飛行高度でなかなか撃墜できなかったそうです。高度10000mで以上でも750hpの出力を発揮したらしくドイツの技術力を感じるエピソードです。
 しかしヒトラーはこの爆撃機が発する黒鉛が長波の無線を妨害した事により、気を悪くしディーゼル機関を避けたそうです。しかしこのことが戦局を左右する出来事になったそうです。

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その当時、ソビエトは満州近郊で日本軍と戦っていましたが、日本軍の火炎瓶攻撃によりガソリンエンジンの戦車は燃料に引火し被害を被っていたそうです。そこで航空機に搭載されていたディーゼル機関を改良してT-34なる戦車を作りました。この戦車は総合力が高く「T-34ショック」という言葉を残したぐらいでした。とくに燃費の面で優れていた為に、ガソリン一辺倒になったドイツの戦車がガス欠で立ち往生していた所に攻撃を仕掛けたそうです。

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今現在では重量車はディーゼル機関がほとんどですが、その輸送効率はハイブリットガソリン自動車の比ではなく総重量で考えるとプリウスの何倍もの効率があるそうです。

ルドルフ・ディーゼルが発明してから自動車に実用化されるまでには39年もの歳月がかかりました。様々な技術的困難が有ったようです。現在のエンジンの技術はその先人たちの苦労の跡なんですね。

この記事へのコメント

くみちょ
2009年06月04日 15:11
ワタシの愛読書です。面白いです。
「20世紀のエンジン史 スリーブバルブと航空ディーゼルの興亡」
http://www.mikipress.com/archives/2001/12/post_122.html

ただ、寝る前に読むと3分と持ちません(笑)。
顔面にこの分厚い角付きの本が落下するときの衝撃で眠気をさましますが、それも1分ぐらいですかね(爆)。



くろちゃん
2009年06月04日 15:35
くみちょさんありがとうございます。
昨日4時間ぐらい連続で読んでいました。その後頭痛がしました(笑)。
同じ著者の「ディーゼルエンジン」だったかな?
カルノーサイクルを出発とする内燃機関であるとすれば、当然水温による熱管理の重要ですね。
しかしこの系統の本を座右の書とはさすがくみちょですね。
わたしは給食当番ぐらいです。
Peg
2009年06月04日 23:36
たまにガソリン車に乗るとそのスムースな加速に驚きますが、その後に我が TD42T に乗るとかったるいと感じる反面、妙な安心感があります。

就寝時に整備書を読むことが有りますが、あれはダメですね。
ついつい集中して、気が付くと新聞配達のバイクの音が聞こえてきますから。
くろちゃん
2009年06月05日 09:33
Pegさん ありがとうございます。
そうですね。3Lクラスの乗用車に乗ると誠にスムーズで何のストレスもなく走りますね。その後にサファリに乗るとまた別の力強さを感じこれはこれで味だと思います。

整備書は本当に体で覚えていない作業は暗唱できるぐらいまで繰り返し読みますね。作業の一ヶ月ぐらい前から暇さえあれば読んでます。夜は撃沈してしまいますので・・・