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zoom RSS BJ44V 原動機変更 公認編・・・最終回

<<   作成日時 : 2009/05/15 08:14   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

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こんにちは くろちゃんです。
BV44V原動機換装の最終回「公認編」です。H12年に公認車検を受験してから9年経ちました。その間にBJ41の13BT化もしました。その時は前例もあり、自分の精神的にも随分と楽でした。書類さえと通ってしまえば後はユーザー車検+αですので、書類審査をどうパスするかですね。もっとも車がきちんと走るようにする事は大前提ですよ。
 
とにかくまず陸運局に行きました。「公認改造の事で相談に来ました。」すると相談コーナーのような所へ案内され事情徴収がはじまりました。「この車のエンジンとミッションを乗せ換えたいのですが・・・」「フレームつき車両ですね。エンジンは排気ガス規制よりも新しいものですね、ミッションは同じ組み合わせ物ですね。」「可能ですよ。プロペラシャフトの長さが変わるので、この強度計算をしてきてください。」などなど・・・

このときのやり取りのポイントは
新しい原動機の排気ガス区分(フレーム車両の登録年月日よりも新しい事が必要)
→S56年登録K規制にH1年登録のP規制の原動機を載せます
排気ガス浄化装置はどうするのか?
→ディーゼルなので触媒はありませんが、基本的にそのまま移植
動力伝達装置は?
→13BTに装着の物をそのまま使用、
推進軸強度
→13BTと組み合わさった物を長さを変更して使用するが、強度計算が必要。
アクスル、差動装置
→アクスルの型式を示し共有である事や、同じアクスルを使って2Fエンジン(130ps、30kg)車両が存在する事などを説明。
その他変更点は
→マフラーの加工ぐらいで、その他保安基準に関するところの変更は特に無し

検査官も人間なのでとにかく熱意で様々な資料を持ち込み説明し倒しました。このとき思ったのが、車とはフレームつき車両はフレームの事でボディーは架装されたものに過ぎない様です。
その時は平穏無事に終了しました。

いよいよ書類の作成です。昔「オフスペ」なる雑誌があり、それに載っていたのを参考に行いました。陸運局でお土産に計算式を教えていただきました。なにせ工業系ではないので、材料の事などちんぷんかんぷんです。たまたま大学で薬剤の体内動態の計算に関数電卓の使い方をマスターしたばかりでしたので何とか計算はできました。寸法は修理書などからかき集めましたが、このとき困ったのが材料に何を使っているのかが判らないのです。しょうがないので県立図書館に行って工業関係の本を手当たり次第に読みました。その中で気付いたのがJISの存在です。「そうか!標準的な材料で計算をして強度が出れば、天下のトヨタが変な材料を使うはずが無いから大丈夫という屁理屈でなんとかなりそうだ。」

STKM(機械構造用炭素鋼鋼管)(JIS G3445)の13種が貨物車の推進軸に使われているそうで、その中で引っ張り強度が最も弱い物で計算してみました。それでも安全率をクリアーしたので先ほどの論法で申請書を書きました。

後問題になったのが加工した部分の強度の担保です。専門業者に加工してもらったのでその旨を記載するしかありませんでした。事前審査の最初の打ち合わせのときは業者名と所在地で良いということでそうしておきましたが・・・

いざ書類の提出です。
「先日、相談した原動機と動力伝達装置の変更の件ですが、書類ができました。」
「見せてください」
「・・・・」
「このペラの加工の強度の担保は?」
「先日の担当された方は、加工業者の事業所の住所、溶接免許証のコピーの添付で良いと聞いていたのですが」
「これじゃわかんないよ・・・・」
「・・・・・」
その時です、先日担当された検査官の方が現れ、
「どうしたの?何か問題?」
「ペラの むにゅむにゅ・・・」
「そんなの何が問題なの?言い出したらキリ無いじゃん。この免許証のコピーだって本当かわかんないし、メーカーのだってバラつきがある事だってあるんだし、信じるしかナイんじゃない・・」
助かった・・・
「いいよ。受理しておくね。お疲れさん。」
 どうやら先日の方は上司だったようで、理解がある方で助かりました。担当官次第で相当な差があるのを実感し、熱意と誠実さで訴えるこのとの重要さも痛感した次第です。

後日・・「陸運局ですが、許可がありましたので通知書を取りに来てください」


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こうしてBJ44Vは公認改造車となったのです。嬉しかったですね。構想から5年ぐらいだったかな。構想を練って、情報を集めて、部品を探して、トラブルを克服し・・・まあ自分でも感心します。楽な道を選べばいいのにわざわざ何故に・・・好きなんですね。

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なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ちゃんと公認だったんですね〜。
御苦労が忍ばれますが、こーいう作業も経験値として蓄積されて、ついには”オーラ”が出る人になるんですよね(笑)。
もうランクルマンとしては出まくってる感じですよ。

Y60も是非極めて下さい!(笑)



くみちょ
2009/05/15 17:18
くみちょさん まいどさまです。
今となっては20代後半のいい思い出です。30代後半はY60との遭遇とメタボで腹が出てきました。パワステ、ATと促進する要素は十分です。Y60はくみちょさんに続きたいところですが、最近軟弱になり工具バッグの重さが身にしみます。y60やらなきゃリストが山積です。
ご指南宜しくお願いします。
くろちゃん
2009/05/15 17:38
↑上のお二人がまぶしく見えます。

話しはちょっと違いますが、私も似たような経験があります。徹底的に下調べをして、資料を十分に用意して。でも、その資料をまともに見てくれない人もいます。でも、ちゃんと読んで、こちらの意図まで汲み取ってくれる人もいました。今でもその方には感謝しています。

Y60 の次は、是非61をお願いします!
Peg
2009/05/16 00:35
Pegさん 
そうですね。全く同感です。あの方がいたから今の経験があり、あのドキっ!!!とした感覚があるから余計にいい思い出になったのかもしれません。なにせお金が無かったから、食費を削り、バイト代をためて、皆に迷惑をかけながらの強行でした。田舎なので車がないと冬の北陸はちょっと厳しいです。任意保健の変更や車検のタイミング諸々有り必死でした。

Pegさんも私からするとご自分のペースでY61と話しながら付き合っていらっしゃるのがなんともいいなあと思ってます。

私はY60に関してはこれからで、ブログでお話している事はへいぜい考えていた事を出しているにすぎません。
この一人言にお付き合いしていただいてる皆様には本当に感謝です。 

これからも宜しくお願いします。
くろちゃん
2009/05/16 08:06

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